簿記3級に落ちた…。
私は一応中央大学商学部の卒業である。学生時代は一切勉強をしなかったので、今更ながら簿記の勉強をしたくなり3級を受けたら、落ちました。
誰かに指示されたわけではなく、なにか差し迫って受けたのではないのですが、明らかにダメだと凹みますね…。
本稿では、失敗を繰り返さないように学習の仕方を見直したいと思います。
簿記3級勉強の反省点
■参考書はみんながほしかったシリーズを利用しました。
みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第8版 (みんなが欲しかった! シリーズ)
■eラーニングはSTUDYing(スタディング)を利用しました。科目ごと資産か負債かなど書いてあって、分かりやすかったです。
理由は紙のテキストがなく、安価だからです。
シンプルで良かったです。1.5倍速で寝る前に聞き流しました。
約60日かけて、2つの教材を3回程度読みなおし、視聴しなおしました。
その成果もあって、仕分けはある程度暗記し、試算表、精算表の意味は理解できました。
ただし、これだけでは不十分でした。
明らかになった重大な事実として、私は、算数…おもに暗算が人よりも苦手なのです(既に気づいていましたが…)。
そのため、ロジックは理解していても実際に正確に問題を解くことができませんでした。足し算を間違えるなど…。
「簿記3級は合格率は40~50%くらいで、誰でも受かります」という謳い文句に騙されることなかれ、私にとっては、国家試験に臨むくらいの気持ちで挑まなければならなかったのです。
また、曖昧な記憶に頼る仕分けも良くないです。しっかり文章を読んで何のためのお金が左から入って右のどこに流れていくのか?その仕分けの意味は何なのかしっかり理解しなければなりません。
敗因は「インプットに終始し、アウトプットをしなかった」ことにあります。
アウトプットしたほうが記憶定着し、確実に処理ができます。
新たな目標
2月に改めて簿記3級を受けなおします。(他の資格勉強も並行してい行いますが…)
そして、水木土日は2時間程度過去問を解く時間に充てていきます。
仕分けの基礎や問題の解き方は理解しているので、それを正確に時間内で完成させるかということに集中していきます。
簿記3級と合わせて「TC技術検定3級テクニカルライティング」という試験も受ける予定です。この試験も過去に落ちています。
選択式80点と記述式50点と実践の弱さが浮き彫りになっているので、この試験もアウトプットを多めに対策します。
簿記の勉強後日談
何故、30歳を超えてから資格勉強をはじめたかというと「無能な人」にならないためです。
組織に属していれば、いつ切られるかわかりませんし、フリーランスであれば、自分の身は自分で守るのが鉄則です。
履歴書に書けるような、実務で使えるレベルの資格は知の結晶なので、学んで損はありません。
現に簿記を勉強することで、PLやBSが読めるようになり企業のカネの流れがわかるようになりました。
引当金で赤字になっていたとしても、次期には黒字化している企業もあれば黒字に見せているだけれで本当にヤバい企業もあることがわかりました。
本質的な知識を手に入れるためにも、生き残るためにも、死ぬまで勉強しようと思います。