就職活動に活かせる身近なスキルを発信しているginです。
今回は「自己分析」をテーマにお話をしていきます。
私はかつて「自己分析」をなぜやるの理解できませんでした。「新卒採用なんて所詮ポテンシャル採用だからやって意味がないのでは?」疑問を感じていました。
ですが、やってみると意外と味わい深く、効果があるのです。
就活本でよくやる「自分を客観的に判断できるデータを準備する」ということはしません。100%主観です。
あなたのことをあなたに訊ねていきます。
こんな方におすすめ
- これから就職活動を始める方
- これから転職活動を始める方
- ハードワークで「自分てなんだろ?」と見失っている方
Contents
自己分析は なぜ必要か?
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企画立案のつもりで就職活動をやってみる
今回は、就職活動をどんな気持ちで対峙すればよいのかマインドセットの意味を込めてお話をしたいと思います。私は就職活動を何度もしています。会社を4回変わって、回を重ねるごとに真理に近づいっていきました(笑)。人としては、あんまり良い手本ではないのですが、新卒、中途含め、就職活動に関しては詳しいです。この記事では就職活動の捉え方を解説していきます。
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なぜ自己分析を行うのかというと、自分のことを知っていると得意な仕事や組織風土を選びやすいですし、注意や時間がかかる仕事をあらかじめ察知することができるからです。
よく「性格はかえることができる」と言いますが、私は否定派です。努力を重ねてきましたが幼稚園のころから不得意なこと「登れない階段」は今でも存在します。
ビジネスではミスは許されないので、苦手な仕事は通常より倍の時間をかけて慎重にこなしています。私の場合は細かい計算など緻密さが必要な行為が不得意です。
性格の特に「感情」「エネルギー」の基になるコアな部分はビジネス経験を積んだとしても変化しづらいと結論づけています。
自己分析の進め方
好き嫌いで整理する
では、どのように自己分析を行うべきなのでしょうか。
ステップ1としては、自分の好きなもの(こと)・嫌いなもの(こと)をそれぞれ100個並べてみましょう。思いつく限り、書き出してみましょう。
書き出すときはブレインストーミング手法(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)で自由奔放に量を出してみてください。
関連性を見出す
続いてステップ2です。沢山書き出したら後は、キーワードをグルーピングしたり、関連性があれば線を引いてみたりしながら、整理してみましょう。対の関係や親子関係など色々みえてくるのではないでしょうか。
理由を考える
関連性や法則性などが見いだせたら、ステップ3最後に、「なぜ?」なのかを考えていきましょう。好きに至った理由や過去のエピソードがないかなど具体的な根拠をさがしていきましょう。過去の自分を振り返ることで、自分の性格や価値観を構成に至ったストーリーと再会することができます。それは、自己分析を行う際に大切な源泉となります。
補足 便利ツール
タスク管理やToDo管理で利用するビジネスツールのTorelloは、書き出して、整理する際に便利なので、使ってみると良いです。書いたキーワードを並び替えたりグループを入れ替えたり色々便利。またマインドマップのような形状で書き出すのもアリですよ。
好き嫌いを整理した後は
好き嫌いで自分を掘り起こした後は、自己分析に磨きをかけていきます。就職活動の場においては、自分にマッチする仕事を見つけて、面接の場では端的に自分は何者か、いかに有能かをプレゼンしなければなりません。
そのために、「〇〇なときは自分は力が発揮できる」「〇〇な自分はスペシャルだ」「〇〇のことをしているときは無敵だ。だから学生時代に△△に力を入れた(笑)」など象徴的な自分を言語化し、多少無理やりでもよいので「ガクチカ(笑)」とリンクさせてみましょう。(ガクチカってなんなんでしょうかね…語呂悪いし)
ちなみにいくつかポイントがあります。
具体的な方が良い
「〇〇な自分」はより具体的で詳細に言語化すると良いと思います。曖昧模糊すぎると面接官に突っ込まれて撃沈する場合があります。
例:
「私は負けず嫌いです。テニス3年間頑張りました」⇒面接官「なるほど、でもなんでオリンピックで金メダルとるまでやらなかったの?それ自分に負けてね?」
「私は噛めば噛むほど味がでるスルメです」⇒面接官「意味わからない。詳しく教えてください」
詳細な状態や具体性を欠くと意地悪される可能性あるので気をつけてほしい。
背景や根拠を言えるようにすべき
「〇〇なときは自分は力が発揮できる」など象徴的なキーワードを理解すると、面接官はその背景や根拠が気になります。「なぜその時力を発揮できたのですか?」「〇〇なあなたを象徴するエピソードを教えてください」という流れで、確かめようとします。
そのためあなたを象徴するエピソードを
・どんな状況下で
・どんな課題に
・どういう行動を取り
・結果や成果はどうだったか
という順番で話せると相手に伝わります。面接する前に書き出して言語化できれば8割自己分析は達成しています。
就職活動で一番大切なこと
本稿では、就職活動で行う自己分析についてお話してきましたが、色々フレームワーク等で整理して臨んでも面接に落ちることもあります。
それは企業と求職者の相性やマッチングが必ずあるからです。
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自己分析を内定の獲得というゴールにするのではなく、自分自身が活き活きと働き幸せな人生を送ることという大きなものにするとまた趣が変わってきます。
仕事を長く続けているといろいろなケースに出会います。己を知っていれば、ハードルが高い場合は入念な準備をして対処もできます。
マイナス面を無理に伸ばそうとしてもゼロになるだけなので、自分の長所を伸ばしてスペシャルな人材になることの方が価値が高いです。またなるべくなら自分の特性とマッチする仕事内容、組織風土で働く方が幸せです。
最良の選択をして、幸せになってください。
さいごに
自己分析を行うことで私は、自分を大切にすることができるようになりました。正しく自分を守れるようになったのです。
20代の時は「20代をぶっちぎれ」「年中夢休」などと、ブラックな言葉も洗脳され修行のため必要なのだから、苦労はすべきと、困難を選びました。
はっきり言って、バカでした。悪手です。それによって命まで脅かされたのですから。
この記事は私の失敗と後悔から生まれ、読者に希望を与えるために書いています。
幸せになるため、社会貢献をするために仕事をするわけですから、あなたがフィットする場所をぜひ探してください。
また会いましょう。