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貯蓄が得意な人の3つの特徴。ほったらかしでも貯まる習慣をつくる

「お金がない」

これは死活問題である。20代の頃はとにかくお金がなかったです。ブラック企業から命からがら地元に帰った時は預金残高…500円。

そこから年相応の収入になるが、油断して毎週お姉ちゃんの店に行っていたらから貯まらず(笑)。

そして、これはまずいと思い今に至っています。

貯蓄(貯金を含む)の重要性は他記事でも触れています。

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本稿では、貯蓄が得意な人から聞いた話をもとに3つの特徴を解説し。極力努力しないで、ほったらかしでも貯まるマインドと行動を考察していきます。

Contents

 

貯蓄額の平均はどのくらいなのか

総務省の調査より

日本人は貯蓄が好きなことで世界でも知られています。総務省が調査をした「二人以上の世帯における1世帯当たり貯蓄現在高」によると、2019年の貯蓄現在高は1755万円となっています。

貯蓄というと皆さん「預金」や「貯金」のことだと思われるかもしれませんが、実は「貯蓄」と「預貯金」は異なります。「貯蓄」には株式や投資信託のような有価証券への投資や保険なども含まれます。

貯蓄の定義

ご参考までに貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。出典:LIMOニュース

とはいえ、ご存知のように日本人は「預貯金」が得意とれており、同資料によれば、その預貯金の合計金額は865万円となります。実に貯蓄の5割を占めます。

 

貯蓄が得意な人の3つの特徴

さて、その貯蓄ですが、貯蓄を上手にをしていくにはどんなテクニックが必要になるのでしょうか。今回は貯蓄の達人から学んだテクニックをいくつかご紹介したいと思います。

1か月の収支を把握している

貯蓄には原資、つまり元手が必要です。いわゆる現金を残すことが必要ですが、そのためにはお金の流れを「管理」するという姿勢が必要です。では、日常生活を振り返って、どのような人が「管理」できているといえるのでしょうか。

お金の管理をするために、毎日しっかりと家計簿をつけている人は「貯蓄の達人」予備軍といえます。なぜなら、家計をしっかりとした数値で分析できているからです。家計の無駄や節約できるポイントを「見える化」できる家計簿は貯蓄の達人になるための便利なツールといえるでしょう。この見える化はどのフィナンシャルプランナー、どの本を読んでも必ず説明されます。

「見える化」は家計簿だけではなく、様々なビジネスシーンで活用されます。自分の家計を経営者目線で俯瞰してみると無駄なお金の流れが分かり、次の課題を解決するアイデアも見つかるかもしれません。

計画性を持って買い物する

お金を貯めようと思うと、「とにかく節約!」と考えてしまいがちです。ところが、これではストレスがたまってやりくりが長続きせず、むしろ貯まらない人になってします。お金が貯まる人が意識しているのは、出費の削り方ではなく「使い方を考えていること」だと言います。

計画的な買い物のコツ

●「欲しいものリスト」を作成する
●「なぜが欲しいのか」理由を書き出す

貯蓄の目標がある

理論上手取り収入の2割は貯蓄できるとされています。目標金額の設定は、貯蓄に対して「やる気」を引き出すうえでとても重要になります。

この際に「貯蓄額が500万円になったら○○に行こう」などと貯蓄額だけではなく、何らかの達成とともに「自分のやりたいこと」を考えておくとさらに貯蓄に対するやる気がアップします。

また家計の固定費を見直してみましょう。月によって変わる変動費よりも、毎月決まった金額が支出される固定費を節約することで、自動的に毎月決まった額の出費を抑えることができるようになります。

こうすることで、安全資産で積み上げられることで目指せる資産規模とある程度リスク資産を運用することでしか到達できない目標というのもイメージしやすくなるのではないでしょうか。具体的な数値のイメージを持つことは重要です。

 

極力ほったらかしで実践してみたこと

私が実践して効果を感じたことを紹介します。

家計簿アプリで毎月の収支をチェックする

かつては、なんとなくこのくらい使ったかなという、曖昧な感覚でとらえていました。実際につけてみると予算に対しうっかり-10万円の月もあったりし、あかん!と、すべての行動を見直しました。

家計簿を使うことによって、ドリンク代にムダとムラがあると判断し、サーモスを持ち歩き、水やお茶を買うのを控えるようにしました。月5000円くらいの削減です。

私はLINE家計簿を利用していますが、以下のアプリに見直そうと考えています。

使いやすいものを選ぶとよいでしょう。

ウォッチしながら年100万円の貯金が当座の目標です。

ポイントを貯める

いままでは、ポイントカードが煩わしくて嫌いでした。ですが考えを改めて、積極的にポイントを貯めるようにしています。

私はdポイントとPonta派ですが、各社がどの店舗を攻略しているのか調べると興味深いです。TカードVSPontaカード2強時代から、docomo、楽天なども覇権を争いに加わっています。リクルートポイントがPontaと連携するとは思っていませんでした。

ポイントカードもアプリ化し、自動レジも普及しているので、幾分かわずらわしさも解消されました。

自動的に貯蓄に回す

あると使ってしまう自分を信用できなかったため、確定拠出型年金と積立保険を合わせて4万円程度貯蓄に回しています。

積立を含め保険料の目安は手取り収入の1%とされています。掛けすぎても生活が立ち行かなくなりますので、バランスを考えています。

よだんですが、自動的に貯蓄に回していることを偶に忘れます。日々の生活がギリギリのようになるので、自動的に買い物には慎重になっていきます。

うっかり高価なギターを衝動買いすることはなくなりました。(笑)。

さいごに

貯蓄を意識することで、窮屈さを感じるとおもっていましたが、私自身は日々の数字の改善や安定が可視化できて、むしろ楽しくなっています。漠然としたい不安におびえながらや感覚で生活をするのではなく、数字的根拠を持って生活するとメンタルも安定します。出費があったら翌月は控えたり出し入れのバランスも図れます。ビジネスの時間管理に似ています。

※時間管理に関してはこの記事で触れています。

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超効率化を実現!時間管理テクニック3選

誰にとっても、一日は 24 時間です。時間を効率的に管理し、生産性を向上し、仕事や生活に意欲的に時間とエネルギーを投下できる方法はあるのでしょうか。言い回しは壮大ですが、日常的な習慣をかえることで、効率を上げ、生産性を上げることは可能です。

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この記事では、貯蓄の達人から聞いたコツを紹介しました。いわゆる考え方・マインドという内容のもので、ご覧いただいたように誰でも簡単にできることばかりです。

今日から取り組んで、貯蓄の達人を目指してみてはいかがでしょうか。次回はより具体的なテクニックやサービスなどを紹介したいと思います。

また会いましょう。

 

 

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